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第113話:伝えたい!

僕は、今でも中学生や高校生たちと話す機会がある。

これは僕にとってとても貴重な時間だ。

今の中学生は、高校生は今何かを考え、何を思うのか。


時代がどんなに巡ったって人間の本質は変わらない。


でも環境は、そんな事お構いなしにどんどん変わっていっていく。


そして人間は、そんな劇的な変化を遂げている環境に翻弄されて今生きている。


そう、人間たちが作り上げた環境のはずなのに・・・。


皆さんはご存知だろうか。

私達の頭に入ってくる情報がどれだけ莫大であるかを。


私達の頭に入ってくる現代の一日の情報量は、なんと中世・江戸時代の人たちの一生分の情報量と言われている。


ある時代の人間の一生分の情報量が現代ではたった1日。


現代とはなんと忙しい社会だろう。


これでは誰もが

「忙しい!忙しい!」


と口ずさむのは当たり前。


大人たちは、そんな莫大な情報に翻弄されて、毎日毎日、処理する事だけに追われる。


そしてそんな大人たちは、自分の情報の処理にいっぱいいっぱいで、

子どもが困って右往左往しても、時に子どもが出すSOSの信号をキャッチする事ができないでいる。


そう、これは僕のときもそうだった。


SOSの信号を出しても気付かない学校、先生、担任。。。



僕は自分の体験を是非、中学生・高校生に知ってほしいし、そしてここから今のあなたのおかれている境遇がすべてではないという事をあなたに伝えたい。




僕は江田に弱みを握られた。

しかも、川口への仕打ちが僕に移っていった。


そして、また僕の周りは寂しくなっていく。


1人、また1人と友達が遠ざかっていく。


『なんて薄情なやつらだ』

と僕は一瞬、怒りを覚えたものの、

『結局は、みんな俺から離れていくんだな・・・・』


と、僕の気持ちは段々と怒りから空しさへと変わっていった。

そんな状況の中で川口と言うと・・・・変わらず僕に話しかけてくれる。


「今日、ゲーセンいこうか?」

「このゲームこうだったよね」

と。


けれども、そんな川口に対して僕は

「今日はいいわ~」

「今日は先に帰ってくれる?」

「今忙しいから、ちょっとごめん・・・」


と、なぜか自分から川口を遠ざけてしまう。


今思えば、【助けた奴から助けは受けない】という変な意地があったんだと思う。


または『俺は川口みたいに心は弱くない』という思いもあったのかもしれない。



でもどんなに表面的に強がって見せても、

どんなに江田たちのいじめに平気な顔をして見せたとしてもあのとき僕は、あのいじめを受けていた川口のときと全く同じだった。


まあ違うところと言えば、僕は意地っ張りで川口のように素直に助けてくれる人を受け入れなかったこと。


ホントは嬉しいはずなのに・・・


ホントはどうしていいかわからないはずなのに・・・。


ホントは僕の心だってそんな強くないのに・・・。


そんな変なところで頑固で意地っ張りの僕だったから、結果的に僕は自分でどんどん自分の首をしめていった。


そしてどんどん事態は悪くなっていく。

深みにはまっていく。


僕は、自分の行動と周りのいじめという負の連鎖でどんどん身動きが取れなくなり、混乱していった。

そして僕はいつしか


『誰か助けてよ!』

『この江田たちを誰か倒してくれよ!』

『今の僕をどうにかしてよ!』

と心の中で叫んでいた。


するとそんなときだった。


「今、もしいじめにあっている、困っていることがあるという人がいたら、いつでもいいから僕のところに来て下さい」

という言葉を担任から聞いたのは。



『これだ!今の僕の状況を先生に言えば、なんとかしてくれるかもしれない』



僕はそう考え、今の現状を勇気出して話そうと担任のいる部屋へと向かっていった。



そう、この行為が後に、僕を失望へと陥らせるというのに・・・。





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