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第121話:はじまり、はじまり~

「結局、真さんにあれからの続きを話せなかったな~。」
 
僕はテレビを見ながら1人ボォーっと思いにふけっていた。
 

僕の市場でのバイトは先日終わりをつげた。


バイト期間は1ヶ月とちょっと。

 
僕がバイトをやめたと言うことは・・・・

そう、それはつまり、自動車学校のお金が貯まったこと意味をしている。


 
「もうちょっとバイトやりたかったけど……まあしょうがないな。自動車学校もあることだし。
 
まあ後は高木さんに頑張ってもらおうっと・・・」
 

僕のバイトの後釜に高木さんがやることに決まった。


というのは、僕は市場のバイトをやめるとき、真さんから、
 
「是非代わりのアルバイト紹介してくれ!」
 
と耳にたこができるくらいに頼まれていたので、

ダメ元ではあったものの山手学舎二年生の高木さんに築地バイトを紹介してみたのだった。
 


すると、
 
「おう!やるやる。俺もバイクの免許とる予定だからバイトしないといけないし」
 
と、すんなりの快諾。
 


「いや~助かりました。
 
代わりのバイト見つけてこなかったらバイトはやめさせね~って真さんから脅されてたんすよ~

あはは!

じゃあ早速、真さんに電話しておくんで明日からよろしくお願いします」
 
と僕は高木さんに頼み。



「おう!わかったよ」
 


「それじゃあよろしくお願いしま~す!」
 
と、自分の部屋に帰ろうとすると
 

「あっそうそう明日から何時からだっけ?」

と高木さん。


「えっ?言ってませんでしたっけ?3時からですよ。朝の!」
 
 


「ふ~ん・・・・・・・・・・・って深夜3時かい!?」
 


「そうですよ~だから高木さんも早めに寝た方がいいですよ!」
 
 

「まじかよ~。」
 
 
「でもこのバイトいいっすよ!

まかない付きで日給一万なんだから」
 
 
ということで、そんなこんなで高木さんは、僕の後がまとして築地のバイトを引き継ぐ事になったのだった。
 
 

そして朝・・・というか深夜からのバイト生活から、つまり、夜行性的な生活から解放された僕はというと・・・・
 

「どうやって鹿児島に帰ろうかな~」

と、鼻をほじくりながら思案中だった。
 

本来この時期は、ホントならパクさんを連れて旅気分で帰っていたはずの僕なのだが、

ご存知の通り、あのドタキャン事件ですべてがパアーに。。。


そしてあれ以来、パクさんとはまだひと言も話したことがない。
 

まあそんな暗い過去は横に置いときつつ


「あ~あバイトやめたら急に暇になっちゃった感じだな~。」
 

と、僕は1人談話室でテレビを眺めていた。
 

そんなとき目に飛び込んできたのが


「ぶらりひとり旅」という番組。
 


その名の通り、1人で電車に乗り、いろんなところに出かけていくという番組だった。

 
「ふうーん、電車でね~・・・・


1人ね・・・・・

旅ね・・・・


1人旅ね~・・・・
 

へえ~駅弁か~・・・・
 
 
いいな~・・・・・


おいしそうだな~・・・・

・・・・・・・・・・・・よし!決めた!


俺も電車で1人旅をしよう!」
 
 
僕は目に飛び込んできたテレビ番組がきっかけで電車、それも普通電車で鹿児島に帰る事をその場で決意。
 



『それじゃあ早速今から行きますか!』
 

僕は思い立ったらすぐに行動するタイプのようで、、、、

気がつくと、僕はリュックに最低限の着替えを入れて

すでに高田馬場駅へと走っていたのであった。



僕のノープラン、ノーマネー(最低限のお金)、ノーマップ、電車1人旅、無経験者の旅行のはじまり、はじまりである。






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