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第51話:月明かりのない森に・・・パート②


月明かりのない山の中ほど、怖いものはない。



これは僕にとっての初めて経験だった。



懐中電灯を持っていてもほとんど役に立たないなんて・・・。




懐中電灯の光は森の葉っぱに分散されてしまい、2メートル先は【お先真っ暗】・・・何も見えやしない。




しかもこんなときに限って怖い話を思い出す。





【後ろを振り返ると、真っ暗であるはずなのに白い着物を着ている女性が立っていた・・・】






『だあああ、忘れろ!忘れろ!



なんでこんなときに・・・・そうだこんなときこそ、歌を歌おう



そうだ。あれだあれだ』




「線路はつづく~よ~


いつまでも~


野をこえ 山こえ 谷こえて~


ララララ

ラララ・・・・・


ララ・・・・?

ラ・・・??」



こんな時に歌う歌に限って全く歌詞を覚えていない。



『しかも歌詞を間違えているじゃん』

と、なぜか1人ツッコミをする始末。




そしてふと、また怖い話を思い出してしまうのだ。




【後ろを振り返ると、真っ暗であるはずなのに白い着物を着ている女性が立っていた・・・】





ヒューーーーーーーーーーーーーガサガサガサ




緩やかな風に森の木々がほんの少しずつ揺れる。





「うおおっっっ」



僕の肩がビクッと反応した。




昼間なら風と森の木々の音を聴いたら、100%脳からα波が出て精神状態は安定しリラックスするはず・・




なのに、



今の僕にとっては、この風も、あの森の木々の音でさえも





120%ストレスだ。





しばらくすると、僕は木田さんの言っていた2つの道に差し掛かった。





『あっこれが木田さんの言ってた道だな。

ということは、こっちの右のカーブでいいわけね』





僕は慎重に道を確かめつつ、カーブの道を歩き出した。



しかし、そんなとき僕は聞いてしまったんだ。




どこからともなく人間の声に似たかすかな音を。





「ダ・・・・レ・・・カ・・」





僕の背筋が凍る。




『もういやーーーー!』



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