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2018/11/17 [PR]
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2008/03/21 第91話:くっさい長靴をはいた僕 
ターレーが僕の足を踏んだ。 ターレーが僕の左足を踏んでいった。 ターレーが僕の左足の先を踏んでいきやがった。 「うおおお!イッテーーー!!この野郎!!」 僕がそ
2008/03/22 第92話:これぞ!ニュータイプ
「へい!らっしゃい! 今日もいいネタ入ってるよ~」   「今、旬のコハダなんかどうだい?」   「大将、箱ごと買っていってよ~   頼むよ~。  おっ
2008/03/24 第93話:これが真の弁当!!
『ああ~、めっちゃ!いい匂いじゃ~ん。 そう言えば、朝飯まだかな~。 もう腹へって力が出ないよ~』 心の中でぼやく僕。   そんなとき、 「お~い!タケオ
2008/03/25 第94話:「行きはよいよい、帰りはこわい~・・・」の前兆
「行きはよいよい、帰りはこわい~・・・」 ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 「おう!今日はもう帰っていいぞ!」   真さんがこう僕に声をかけた。
2008/03/27 第95話:成金に遭遇
銀座。   それは2つの顔を持つ町。   ひとつの顔は昼に、   そしてもうひとつの顔は夜に・・・。     夜の銀座は
2008/03/29 第96話:僕はそれでも臭くない!
僕は、前にいる成金の会話に耳を傾けた。  「何か鼻につくニオイっていうか・・・なんでしょ。このニオイは?」 「そう!なんでしょうね~。この鼻につくニオイは!なんだか後ろか
2008/03/31 第97話:静かなる差別と冷たい視線 in 銀座
ポタッ ポタッ 僕の自転車のカゴから水が漏れ出していた。 「あっやばい!」 僕は慌ててビニールを抑えるものの、 特に替えがあるわけでもない。 『ど
2008/04/01 第98話:心の奥底にあるもの
午前一時半。   この時間あなたは何をしているだろうか。   たぶん多くの人たちにとっては夢を見る時間帯だと思う。     しかし、僕にとって
2008/04/02 第99話:まだ話せない
「僕の人生、順風満帆ではないですよ。   高校のときは不登校でしたし、いじめにあって死のうかまで考えた事があるし・・・・」 真さんは僕の言葉にびっくり。 「えっそうな
2008/04/03 第100話:プロローグ
僕は高校受験を無事、志望校合格と言う結果で終わらせることができた。 『やっと、受験がおわったよ~』 僕は、心底、ホッとした。 そして 『高校生活どうしようかな~。

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第91話:くっさい長靴をはいた僕 

ターレーが僕の足を踏んだ。


ターレーが僕の左足を踏んでいった。


ターレーが僕の左足の先を踏んでいきやがった。


「うおおお!イッテーーー!!この野郎!!」


僕がそう声に出したときには、すでにターレーの姿は市場の人ごみに中に消えていた。


『くそっ!』

追っかけようとも思ったが、それよりも踏まれた左足が大変だ。


僕は痛みを感じた左足の長靴のつま先部分を押してみた。



すると、


『ない!ない!ない!俺の指がない!』


外から押しても、押しても自分のつま先がないのだ。


しかも指先の感覚もない。


『ターレーに踏まれて俺の指先は潰れたんじゃ・・・』



僕の顔が大きく引きつった。


そして僕は恐る恐る、そしてゆっくりと長靴を脱ぐ。


ズ、ズ、ズ、、、ズルっと。



そして僕は長靴を脱ぎ捨て、自分の左足を見てみる。


すると・・・・・・・




そこには・・・・・・・・・・・






僕の指先が・・・・・・・








普通についていた。




『おおお!!あった~!あったよ~!ちゃんと俺の指先があったよ~』


そう、僕の左足にはちゃ~んと指先がついていたのだ。



『はああ~よかった~』


僕は自分の顔が引きつった表情から安堵の表情へと変わっていくのを感じた。


『しかし、さっきはなんで
外から押しても、押してもつま先がなかったんだろう』


僕はふと不思議に思ったのだが、


『あっそっか~ 、俺が押したのは長靴のつま先部分で、俺のつま先じゃないじゃ~ん。なんだよモウ~


自分の早とちりに気付く。



ともあれ、僕は踏まれた指先を動かしてみた。


『おおお!ちゃんと動く!動くよ。俺の指先!』


なんともこれは僕にとって感動的な場面。


なんせ、自分の足が潰れたと一瞬思ったけど、全くの無傷のようにちゃんと指が動いているのだから。


『ああ、よかった~。神様ありがとう~』

僕は再度、無傷っぽい自分の指先を見てホッとひと安心。



『あの俺の足を踏んでいきやがったターレーの野郎。

ホントはぶん殴ってやりたいくらいけど、

足の方もなんとのない様だし、まあいいや』

僕は、とりあえずターレーの詮索をするのはやめた。


そして、僕は脱ぎ捨てた長靴を拾い、履き直す。


しかし、人間とは奇妙な生き物で、そんな履き直すときに限って

自然に靴の臭いを嗅いでしまうもの。


それが明らかに臭そうな靴であったとしても・・・。


僕もなんとなく長靴を自分の鼻に近づけた。


すると


ぷ~~~ん


臭いが鼻に入った瞬間、


「ふんがっ!!」


僕は一瞬、意識が飛んだ。



「うおお!!!これ!きっきてるよ」


僕はあまりの臭さに、チューチュートレイン(意識が飛んだバージョン)をまた引き起しそうだった。


けれども、だからと言って長靴を履き返るわけにはいかず、僕はかなりの嫌々ながらに、その長靴を履き直す。


しかもまたあの【グニョ、グニョ~っとしたあの柔らかさ】を味わいながら・・・。


僕はターレーに引かれ、足の臭さにもだえ、また長靴の柔らかさに身の毛がよだつという三重の苦しみを浴びてしまったというわけだ。


僕はかなりブルーになって兼丸へと帰っていた。



そして、僕はターレーに引かれ、奇跡的にも足の指先が無傷だった事を奇跡話として真さんに話したのだった。


すると

「それはよかったな~。

ターレーのタイヤはめちゃくちゃ固いから気をつけな~。

しかもターレーはこんな道でも通るんかい!と思うところまで通ってくるから、

これからは足元には充分気をつけるんだぞ。」

と真さん。


「あっはい。わかりました。」

僕は威勢の良い返事で返す。


「しっかし~それにしても、よく大丈夫だったな~。指。

普通なら潰れてるところだぜ。俺なんか踏まれないようにつま先部分に鉄芯が入ってるから、いいものの・・・」


「ええ~まじっすか!俺のには、何にもはいってないんですけどね~」

と僕。

『ホントこれってマジ!奇跡だよな~』

としみじみ。


僕がこの事を改めて思い返す時に思う事は、

あの時、指が潰れなかったのは、

グニャグニャだったあの長靴だからこそだ!と言う事だ。



なぜなら、あの長靴、、、

【こんにゃくのように揺れるほどの感触】だったわけで・・・ということは、

それだけ長靴に水(海水?)が大量に含まれていたと言う事になる。


この長靴に含まれていた水が、ターレーの圧力をある程度、分散してくれたのだと僕は思う。


ともあれ、僕にとってのこの長靴を初めに履いた心境は

『ああ、僕、お嫁にいけない・・・』

というものだったが、

今では僕にとっての奇跡の長靴となった事でこれからも、もがき苦しむほどのくっせーこの長靴を愛用することに。。。



『人生って何が決め手になるかわかんないもんですね・・・・』

と、人生の醍醐味をこのくっさい長靴から知らされた僕なのでありました。


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第92話:これぞ!ニュータイプ

「へい!らっしゃい! 今日もいいネタ入ってるよ~」

 
「今、旬のコハダなんかどうだい?」
 

「大将、箱ごと買っていってよ~
 
頼むよ~。  おっいいの?  毎度あり~!」

 
安さんは通り行くお客さんにこんなセールストークを展開。

 
『おお、さすがだな~。この会話ってのが市場って感じがするんだよな~』

と、市場の雰囲気を肌で体感する僕。
 

時計の針は7時を指し、市場のにぎわいは頂点に達していた。
 

けれども僕はというと、初日にも関わらず濃いすぎるほどの体験をしてしまったので、

すでに6時ごろが僕の体のピークだった。


だから僕の体は、休息を欲していた。


今の僕なら目の前にベッドがあったら、一瞬で寝れる!と自信持って言える。


ちなみに、ドラえもんに登場する【のび太君】は3秒で寝るというワールドレコードを持っているらしい。


今の僕なら、1秒で寝れるから、のび太君の世界記録を塗り替える事だって可能なのだ。
 

けれども、そんな時に限って店は忙しい。
 

僕がストックしておいた氷袋は真さんの言っていた通りすべて完売。


僕は3分おきに氷袋作り、氷袋を作っては真さんに渡し、作っては渡しという仕事に従事していた。


しかし、僕の体はもうすでに臨界点を突破していたため制御不能に陥っていた。


なので、袋を作らないちょっとの間でもすぐ目が勝手に閉じていく。


そしてそのまま僕は


夢の世界へと旅立った。


そう僕は、立って寝る事を本能的に覚えてしまったらしい。


人間、究極まで行くと何でもできるとはよく言ったものだが、

立って寝たのはこれが人生の中で初めての経験。


よく、色んな自己紹介の中で、

「私の特技は、どこでも寝れる事です。立っていても寝れます」

と、いう人たちがいたりするもんだが、たぶんこの人たちは、


今の僕のように極限の状態を体験し、そして突破した

ガンダムで言う【ニュータイプ】の人間なんだと思う。


これはゲームでいうなればレベルアップだ!


タケオは【立って寝る】を覚えた!トゥルルルッルルー!


と感じだろうか。



僕は、ひたすら氷袋を作っていた。


そんな時、


「おい!タケオ!氷袋」


真さんの声が遠く方から聞こえてくる。


僕はその言葉に、猛ダッシュで氷袋を作るのだが、

なぜか真さんの姿が見えない。


「あれ?あれ?氷袋作ったのに真さんいないじゃん」

僕はそう言いながら、真さんの姿を探す。


すると、また

「おい!おい!氷袋!」

と、真さんの声がどんどん大きくなり、


しまいには耳元で


「タケオ!」

と聞こえた。


ハッ!


僕はビックリして目を開け、


「はい!氷袋です!」

と、何もないのに手を差し出す。



すると真さん、


「おい!なに、寝ぼけてるんだ。

袋もってないぞ!」


「あっ!ホントだ。すいません。」


僕は急いで氷袋を作る。


『ああ、さっきのは夢だったんだ・・』


僕は、夢でも氷袋を作り、現実でも氷袋を作っていると、

どれが現実でどれが夢かわからなくなってしまっていた。


それをみて、

「タケオ!大丈夫か~。

お前立って寝てたみたいだぞ。体もグルグルまわってたし・・・。」



おお!これぞまさに元祖チューチュートレイン!



 
人間は仕事の夢を見ると、疲れが倍増するもので、


僕も


ぐううーー


と、お腹の虫が鳴いたのだった。
 


「はあ、お腹がすいて力がでない。」


僕はお腹を抑えた。


これはまさにドラゴンボールの孫悟空の心境に近い。
 


「おらあ~、メシ食ってねーから、お腹がへって力がでないや~」








fimg_1206162986.png










そんなときだった。


くんくんくん
 


どこからともなくいい匂いが漂ってきた・・・。


「おおお!メシのニオイだ!!!」






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第93話:これが真の弁当!!

『ああ~、めっちゃ!いい匂いじゃ~ん。

そう言えば、朝飯まだかな~。

もう腹へって力が出ないよ~』

心の中でぼやく僕。
 

そんなとき、


「お~い!タケオ! 弁当来たから食べちゃいな~」
 
真さんが僕を呼んだ。


『ヤッター!!待ってました~』


とばかりに、僕は真さんのところに、

否、真さんが持っている弁当に走り寄る。
 

「えっと!この弁当ですか!」


僕の目は少女マンガのようにキラキラ輝いていた。


fimg_1206367290.png










「まあ、落ち着け。これからは弁当屋が7時すぎに届けてくれるから

忘れないように弁当もらって、勝手に食べていいからな。」
 
と、真さん。


「もっもちろん!大丈夫ですよ~。そんな大事な事忘れるはずがありません。」
 
僕は自信を持って目をキラキラさせながら、断言する。

fimg_1206367290.png








「あはは!そうかそうか!

それじゃあ二階で食べな!

ここの弁当屋は市場の新鮮な魚を使ってるから。うまいぞ~」



「マジっすか!それじゃあ二階に行ってきま~す。」
 

「おう」


僕はあの半畳しかない二階へと上がる。


ガタッガタッガタ


この2階、、、、上がるというより、登るというのが正しい。


「それにしてもここせっまいな~」

僕は畳部分にお尻をのせ、両足を外に出し、空中にぶらーん。


僕は長靴が脱げないよう、バランスを保ちつつ2階に座る。


そして太ももに弁当をおいたのだった。


なんともサーカスちっくな体を使った姿勢。
 

けれども、


「う~どんな弁当かな~ワクワク!ワクワク!」


僕は高鳴る気持ちをもう抑えられず、


パッと弁当のフタをあけた。
 
 
すると、


ふわ~
 

弁当の熱気が僕の顔をつたっていく。
 

「うお~!できたて弁当かよ~。」

僕は感動した。


「においはどうかな。」
 
ふーーーん

僕は深呼吸と共に弁当のにおいを嗅ぐ。


しかし弁当のにおいは、市場特有の磯の香りと、僕の足の臭さがミックスされ、

なんとも例えようのない臭い。


「ぐほ!」

僕は咳き込んだものの、


『もう我慢できない!』


僕は、弁当に入っていた焼き魚にがぶり。

すると

「うおおお!きたーーーー」

なんと!この焼き魚、焼き魚のくせに全く固くなく口の中でとろける。


ほっぺが落ちるとはこんな事をいうのんだろうか。


もうとろけすぎて、美味しすぎて、ほっぺが2階から地面に落ちちゃうくらい。


ちなみに弁当の中身はというと、弁当の半分を白ご飯。

残りの三分の二を焼き魚、そして残りはお新香などだった。


本当にシンプルなまでの弁当だったのだが、今の今まで生きていた魚を調理したんだろう。
 
ぼくはこんな香ばしい焼き魚を今まで食べた事がない。
 

「うめーよ!これ!

なんだよ~!」
 

と、独りツッコミしながら僕は、ご飯と焼き魚をほおばる。
 

これがまさに真の弁当だ!!



それから、、


『やっぱ!ひと仕事終わったあとの飯ってうめーなー』

僕はしみじみ感動しながら、今日やった事を思い出す。
 

『今日、俺はなにやったかな~。えっと…

遅刻しセッティング作業を忘れて、・・・・・・氷袋の作り方を教わり~、

・・・・・・・チューチュートレインを覚え~、

・・・・・・・・・そしてターレーに引かれたっと・・・・・・』




でもこれって・・・・・



仕事じゃない。


仕事じゃないよ俺・・・。と思いつつ、


『まあいいや~、俺頑張った!頑張ったよ』

と自分に言い聞かせつつ、弁当を完食。


僕はそれからすぐに仕事についたのだった。

そして4時間後。



「じゃあ、今日はもういいぞ!」


真さんからお声が掛かった。


「はーい、わかりました」


市場バイト1日目の終了だ。


しかし、この後、童謡の「通りゃんせ」と同じ現象が僕を襲うことに・・・・。


「行きはよいよい、帰りはこわい~♪」


一体これはどういう意味??






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第94話:「行きはよいよい、帰りはこわい~・・・」の前兆

「行きはよいよい、帰りはこわい~・・・」

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

「おう!今日はもう帰っていいぞ!」
 
真さんがこう僕に声をかけた。
 

現在の時刻、、、


11時30分
 

「えっいいんですか?」
 


「まあ~ちょっと早いけど、今日は初日だし、

ターレーに引かれたのにタケオは頑張ってくれたしな!」

と真さん。


「あはははは~」


僕はなんとも複雑な気持ち。



「それじゃあ着替えて、奥にいる社長からバイト代もらってかえんなよ」
 

「はい!」

 
僕はそう返事すると、クサい割ぽう着と、

この臭さは犯罪ものだとしか思えないスーパーサイヤ人級にクサい長靴を脱ぎ捨て、自分の服に着替えたのだった。
 

「いや~それにしてこれくさかったな~。

でも、また明日着ると思うとブルーだわ~。マジこれ・・・」


しかしこの時の僕は、まだ気づいていなかったんだ。
 

そう、自分もスーパーサイヤ人になっていた事を・・・。

 
「それじゃあ失礼します。」
 

僕は社長さんからバイト代をもらい、帰ろうとすると、、、


「ちょっと待ちな!」


「え?」


「タケオっ!魚好きか?」
 

突然、真さんが質問してきた。


「えっ魚ですか?

そうですね~。

煮魚は家族一、骨しか残らないほどに綺麗に食べ尽くしますね。

それくらい好きって感じですかね~」


そう僕が答えると、


「あはははは! そうか、そうか! それならこれ持っていきな!」
 

真さんはそう言うと大きなビニール袋を僕に手渡す。
 

僕はその中身を見てみると
 
イワシとサザエが入っていた。

それもちょっと見ただけでは数え切れないほどに。
 
 
「えっ!いいんですか、これ?

しかもこんないっぱい。」
 

「いいんだよ。タケオは寮だろ?

木田から色々きいてるし・・・生活厳しいんだろ!

それから魚が痛まないように氷袋と水を入れて置いたから」
 

うおおおお~~なんと優しい真さん!


僕はそんな真さんの優しさに

「うわあああ~ホントですか~。

いや~マジで嬉しいッス!」

と感動。


そして木田さんも僕や寮の事を真剣に考えてくれているんだと思うと

感動せずにはおれない僕だった。


『木田さんもたまには良いことするな~』
 
僕がそんな感動に浸っていると、、、

真さんはこう続けた。
 
「タケオっ!」
 

「ハイ!」
 

「木田から聞いたけど、野菜炒めばっかり食べちゃだめだぞ!」
 
・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

『うえええ~!そこまでしゃべってるんかい!』
 

僕の木田さんへの感動は即半減。
 

まあ、ともあれ僕は魚屋を後にし、バイト代と大量の魚介類を持って、朝止めた自転車の場所へ。
 
そして前かごに魚介類の入ったビニール袋を置き、家路へと急いだのだった。
 

そう、あの銀座の町を通る事も忘れて・・・・。


「行きはよいよい、帰りはこわい~。こわいながらも、とおりゃんせ、とおりゃんせ~」







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第95話:成金に遭遇

銀座。
 

それは2つの顔を持つ町。
 

ひとつの顔は昼に、
 
そしてもうひとつの顔は夜に・・・。

 
 
夜の銀座は、お洒落な街灯に、ナイトクラブの看板が灯る、、まさに大人の町。
 



僕はそんな夜の銀座をこの身で体験し、そして肌で実感した。






 
まあ、ただ自転車で銀座を通り過ぎただけなんだけどね……。



 
 


そして昼の銀座はというと………
 


「うわあ~人が多いな~!」


 
昼の銀座は夜と打って変わって人・ひと・ヒト。


 
人のオンパレード。


 
まさしく人ごみと言える町だ。


 
僕はあまりの人ごみだったので自転車を押しながら銀座の町を通ることに。
 


そしてとある交差点に差し掛かった。
 


横断の信号機は赤。
 


僕は、信号機が青になるのを待つ歩行者のひとりとして


横断歩道の手前で、人ごみにもまれながら立っていた。
 


『この信号なげ~な~。』
 
と、ブツブツ独り言。



『にして今日は疲れたな~。まあ色々あったし・・・』
 


僕は今日の出来事をまだ昼間だけど、振り返る。


 
そんなときだった。



ふと前の方から声が聞こえてきたのは。
 


「ね~なんか臭わない?」
 


「そうなのよ!私もさっきからそう思っていたのよ」
 
 
『えっなんだなんだ?』


僕は声の聞こえてきた前の方に耳を傾ける。
 

そこにはいかにも金持ちそうなネックレスをジャラジャラ首に掛けている白い服を来た女性と

フランス貴婦人が被るような帽子を被って、無駄に横の幅を取っている女性が立っていた。
 

『こいつらか~、いわゆる成金って言われる連中は』
 
・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

成金。


僕がこの言葉を聞いて思い出すものと言えば、やっぱり、

小学生で習ったあの風刺画。



narikin.jpg











「ああ~暗くてお靴が見えないわ。」

と、靴を探す母親。

すると、

「どうだ、明るくなっただろう。」

と、家の主人がお札を燃やして明るくする。




なんとも貧乏人にとっては、いつでも見てもむかつく風刺画である。



僕はこの風刺画を見たとき、小学生ながらも



「あ~もったいない。お札燃やすくらいなら電気つけるって。」


と、突っ込んでいたのだった。



そして今回なんと、この銀座というお金持ちの集まるような場所で、しかもあからさまに


『お前、成金だろう』

と突っ込み応えのある輩を目にしたのだから、僕はもう興味津々。


だから、もっと彼女らの話が聞こえるように僕は耳をそばだてたのだった。


そう、その臭さの原因が誰であるかも知らずに。


・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・
あともう少しで僕はスーパーサイヤ人になる。。。。






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第96話:僕はそれでも臭くない!

僕は、前にいる成金の会話に耳を傾けた。


 「何か鼻につくニオイっていうか・・・なんでしょ。このニオイは?」


「そう!なんでしょうね~。この鼻につくニオイは!なんだか後ろからニオってくる感じですわ~」

と、二人の成金の会話。



『ニオイ??

後ろの方から?』


クンクンクン


僕は、意識的に自分の後ろの方の空気をニオってみた。



別に鼻につくニオイなんてしてこない。



『別にニオイなんかしないじゃん!

・・・・てか、おめえ達の香水の臭いが強烈で、鼻がもげそうだよ。こっちは』

と、強烈な香水のニオイに憤った僕。


『香水のニオイはかすかに、こうふんわり臭うからいいんだよ』


僕は、自分そっちのけで持論を心の中で展開していると、



チラッ


チラッ


前の成金がこちらの方を見てきた。


僕は最初、この視線になんとも思わなかったものの


また


チラッと


僕の方を見てきたので、


『なんだこいつら。俺の方を見やがって』

より憤る僕。

・・・・・

・・・・・・・・・・・

それから信号が青にかわり、横断歩道を渡る間も、


この成金の二人、しきりに僕の方をチラッと見ては、ヒソヒソと話をしている。


『なに?こいつら!なんかむかつくな~』

と、僕が思っていると

なんと!


成金の奴ら・・・・ハンカチを取り出して、しかも僕の目の前で鼻をつまむではないか!



『えっ!臭いニオイって俺の事かよ???』


僕はこの彼らの行動にビックリして、


僕は急いで


クンクンクン


自分の体を臭ってみた。



けれども、


僕の体は全然臭くない。


『なーんだ。別にくさくないじゃん。びっくりさせんなよ。

あの成金達、俺が臭いと誤解していきやがった。なんか、やな感じだな~』


僕はそう思ったものの気を取り直して、再び自転車を押して銀座の町を歩いて。



だが、


チラッ


チラッ


チラッ

また、僕はどこからともなく視線を感じる。


しかも今度は、視線がさっきより強く、また数が増えているようだった。



僕は

『今度は誰だよ!』

と、視線を感じた方向に振り返る。

すると、、、、、、、、、、、

この昼間の銀座、人・ヒト・ひとでごった返しているはずなのに、


そして歩道も人ごみでいっぱい!いっぱい!のはずなのに、


振り返った方向はというと、


なんだか誰もいない空間が広がっていた。



というよりも、僕のところから半径1.5mくらい向こう側に人がいると言ったほうが正しい。だろう。


そしてその向こう側の人たちが、僕に視線を向けていたのだった。


『えっ?なんで・・・・・』

僕は一瞬そう感じたものの、

真実を知るのにさほど時間は掛からなかった。


そう、僕がクサいニオイの根源であり、

僕がスーパーサイヤ(スーパー臭いや)人であるという真実をだ。


『俺が臭さの原因だったんだ。

じゃあ~あの成金たち・・・・・誤解じゃなかったんだ。

俺が誤解、それも大誤解してたのね。。。。』


僕はそんななんとの言葉にしがたい真実に直面したのだった。


そして、そんな真実になお追い討ちをかけるかのごとく、、、ふと自転車のかごに目をやると、


ポタッ ポタッ


あの魚介類の入ったビニール袋から水が漏れ出していた。


「あっやばい!」




姉さん、事件です。




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第97話:静かなる差別と冷たい視線 in 銀座

ポタッ ポタッ


僕の自転車のカゴから水が漏れ出していた。



「あっやばい!」


僕は慌ててビニールを抑えるものの、


特に替えがあるわけでもない。


『どうしよう。とまらね~』


抑えても、抑えても水はポタポタと落ちてくる。


しかもこの水。



ただの水じゃない。



そう、磯の香りをたっぷり含んだ水なのだ。



そんな磯の香りたっぷりの水が、


真夏の熱せられたアスファルトの歩道に落ちる。



ジワ~、


水はゆっくりと蒸発していく。


そして自転車のカゴからは


ポタッ  ポタッ  ポタッ

水が漏れ、


熱せられたアスファルトの歩道に


ジワ~、ジワ~、ジワ~、

蒸発する。


ポタッ  ポタッ  ポタッ


ジワ~ ジワ~ ジワ~


ポタッ  ポタッ 


ジワ、ジワ、


ポタッ  ポタッ 


ジワ、ジワ、


しばらくすると磯の水が蒸発して、磯の香りを漂わせる。


そしてその香りは風に乗って・・・・。


「ぶほおおおお~」



これは・・・・やばい!



臭い!



絶えられない!


僕の持つニオイと、磯の水のニオイで、臭さは100倍以上だった。


アンパンマンが新しい顔をもらったときのセリフを借りて言うなら


「臭ささ100倍!アンパンマン!」


本当は 「元気100倍!アンパンマン!」 なんだけどね。。。。



そんな僕の通ってきた道を、みんな避けて通り、僕を冷たい視線で、


しかも横目で見ていく。



まあ当たり前と言えば、当たり前なのだが・・・。


しかし、僕はその光景を見て思った。


『ああ、、東京は厳しいなあ~』

って。


僕はこうして東京の厳しさをまた知り、特に昼の銀座で僕は、静かなる差別と冷たい視線を味わい、

特に厳しさを知らされた場所となったのである。


それから僕は

『あ~あ、それにしても俺くせーのかな~』

と、思いながら学舎へと帰っていった。


今度はブレーキをかける毎に、

ビチャッ ビチャッ

と、さらに漏れ出すビニール袋を自転車のカゴに乗せて・・・。


そして40分後、、、僕は学舎に着くと・・・


「うほほほほ~。タケオくせーーー」


「ぐえ~。」

「おええええ~」


「臭くて吐きそう」

と、鼻をつまみながらダイレクトに言われまくった。


僕は思った。


『ああ、銀座より、こっちの方がいいや』

と。


貧乏生活バンザイ!


つづく・・





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第98話:心の奥底にあるもの

午前一時半。
 
この時間あなたは何をしているだろうか。

 
たぶん多くの人たちにとっては夢を見る時間帯だと思う。
 
 
しかし、僕にとっては出勤の時間帯。
 

ちなみに寮生にとってはというと・・・
 
ゲームをする時間(主に田端)であり、
 
ビデオをみる時間(主に金さん)であり、
 
とことん朝まで語り合う時間(恋愛話から就職の話まで)(主に相川さんや高木さんや白)などであった。

 
 
ともあれ、今日もいつものように僕の目覚まし時計がこの時間になる。


そして僕はいつものように


「あ~・・・だるい~

あ~・・・・だるい!」

とブツブツ独り言を言いながら慣れない体に鞭を打ち、仕事に行く準備をするのだった。


そしてバイト先の築地市場へと急ぐ。


そう唯一の交通手段であるママチャリを使って。


僕はこのママチャリを使って、毎夜、毎夜、大手町のビジネス街を通り、そして大人の町となる夜の銀座を通り過ぎ、築地市場へと到着するのであった。


今日でこのバイトを始めてから1週間となる。


だいぶ僕も仕事内容を覚えた。


そして一週間も経つと、真さんや哲さん、安さん達とは気軽にしゃべれるようになってきた感じだ。


副社長と言われるおじさんとはまだまだだけど・・・。



そんな慣れてきた現場で、真さんが突然、僕にポツリとこう愚痴をこぼしたのだった。



「タケオ!」

「はい」


「実は俺・・・・・

タケオのように大学に通っていたんだよ。」


「えっそうなんですか?」


「そう見えないだろ?」



「いや・・・・でも・・・・。えっえ・・・と」


僕は突然の言葉に、返す言葉がない。



「いいんだよ、別に。

俺もタケオくらいの年の時は、理系の大学に通っていてね。


でも、そんな時、親父が倒れちゃったんだよ。


だから俺は大学をあきらめたんだ。


俺が継がないとこの魚屋もなくなっちゃうからさ~。


本当は大学院まで行ってもっと勉強したかったんだけど・・・」


僕はこんな寂しげな言葉を口にする真さんは初めてだった。


今までとても明るく元気な真さんがこんなにも寂しげな顔でこんな寂しい話をするなんて・・・。


僕は何も言えず、ただただ真さんのその言葉に聞くことしかできない。


「だから、タケオのように大学に行って勉強している人がうらやましいよ・・・・。」

真さんが、うつむき加減にこう語るのだった。


そしてしばらくして・・・

「なあタケオ!」


「はい!」


「お前の両親に感謝して、ちゃんと勉強しろよ。

大学に行くって事はこんな行きたくても行けない人の上に成り立ってんだから。」


真さんは真剣な眼差しで僕の方をみながらこう言った。


僕は、とっさに

「あっはい!」

と返事をしつつも、


「しっかし最近は、大学に当たり前にいけると考えている連中が多くて、

学校をサボったり勉強しない奴が多いって聞くけど、、、、、

本当、そういうの聞くと俺、頭くるんだよな~。」

という真さんのひと言にビクっとする僕。


というのは何を隠そう


僕は、前期・・・


8単位しか単位を取得していなかったからだ。


これは東京の生活になれず、また学舎の人間関係に悩み、憂鬱になっていた事が原因ではあるのだが、

でもそれでもなお、今の真さんの言葉を聞いて考えてみると、自分の前期の大学生活の不甲斐なさを知らされた感じだった。


それから真さんは続けて

「まあ、タケオはいい大学にも行っているし、たぶんこれまでの人生、順風満帆にきているんだろうけど、

何の縁だかお前は今こうしてここにいるんだから、

是非こういう仕事もあるんだという事を知ってほしいと俺は思うんだ」

と僕の肩を叩きながらこう語った。


僕はこの真さんの言葉に、

「僕もそうだと思います。

真さんが言うように、ここで働かせてもらって初めて、ここで働いている人たちの事が少しわかったような気がします。

それに、ここにいる人たちによって僕たちの食は守られているんだなあと言う事もしれてほんとによかったと思います。

ただ・・・・真さん!僕の事、
順風満帆と言われたんですけど、

僕の
人生まだ短いですけど、順風満帆なものじゃなかったですよ。

僕は高校時代、自殺未遂もやっているし・・・」


僕はここで働いている率直な感想と、真さんが僕の人生を『順風満帆』と決め付けたことへの反論を述べたのだった。



いい大学行く=順風満帆・・・・なんかじゃない!






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第99話:まだ話せない

「僕の人生、順風満帆ではないですよ。
 
高校のときは不登校でしたし、いじめにあって死のうかまで考えた事があるし・・・・」


真さんは僕の言葉にびっくり。


「えっそうなの?」



「はい!」
 

「そっか・・・

それは俺の勘違いだったな。


ごめんな。嫌な事を思い出させてしまって・・・。


申し訳ない。」
 
 
そう言うと真さんは、軽く頭を下げた。


「いえいえ・・・別にいいですよ。
 
もう昔の話ですし。

それに立ち直ってからこうして東京にきてるんですから」

と僕は笑顔で答えた。


すると、真さんも

「おっお~。そうか・・・そうだ。そうだよな!」
 

と笑顔でかえした。


「そうですよ~真さん! あははは」
 

「あははははは」
 

魚屋兼丸は、この僕と真さん2人の笑い声によって、活気あるまた明るい雰囲気に戻っていった。
 

そしてしばらくして・・・・


真さんは腕を組みながら
 

「しっかし、タケオはまだ若いのに色々と苦労してんだな~」
 

とひと言。



「いいえ。別にそんな事ないですよ。

僕が、ちょっと人とは違う経験をしているだけです。」
 
 

「いや~そんな事ないよ。

そんな傷のような体験はなかなか人に言えるようなもんじゃないぜ!」


「そうですか?」
 

「そうだよ!俺なら言えねーな」
 


「そっか~。

そうかもしれないですね。

実はこの事は、僕・・・・まだ両親にだけは言えないですよ。」
 


そう、僕はまだ自分の体験を両親には話せないでいた。
 


他人には話せるけど、

「両親にだけは知られたくない!」

そんな思いが僕の中にはまだあったんだ。



【あの自殺までしかけたあの体験だけは知られたくない】

と。
 
・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

あの体験は僕が、高校一年生のときだっただろうか。







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第100話:プロローグ

僕は高校受験を無事、志望校合格と言う結果で終わらせることができた。


『やっと、受験がおわったよ~』


僕は、心底、ホッとした。


そして

『高校生活どうしようかな~。

部活もやりたいし、彼女も作りたいな~』


と、色んな事に胸を膨らますごくごく普通の高校生として、僕は合格した高校へと通い始めたのだった。


僕は入学してすぐ友達を作る事ができ、念願であったサッカー部にも入部した。


そして、入学してすぐにできた友達とつるむ事や、部活でサッカーする事が、僕にとってのなによりの楽しみとなっていったのである。


そう、あの出来事が起こるまでは・・・。


僕はあの出来事以来、


『こんな高校生活、早く終わって欲しい』


と心から願うようになっていき


しまいには・・・・


自ら命を絶ちたいと考えるようになっていったのである。



【楽しい日々は長く続かない】


よくこんな言葉を、巷では耳にするのだが、

まさか自分に降りかかってくるとは・・・・・。



こんなに友達との遊びも楽しいし、部活も三度の食事より重要で好きで好きで

たまらないのに、こんな楽しい日々が終わるはずがない!


高校三年間この楽しいままで過ごせるって・・・・・・・・・そう僕は信じていた。



だが・・・・・・・・、

そんな思いも空しく、ある一瞬の出来事が、僕の心や人間関係をことごとく

引き裂いていった。



しかもそれはあまりに急だった。


・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


【人間ってのは、いつどうなるかわかりはしない】


僕に起ったあの出来事は、今考えると、こんな事を思わされる出来事だったのかもしれない。



僕はあの一瞬の出来事をきっかけに、あの楽しい日々が一転、悲劇へと変わっていく。



その一瞬の出来事とは、梅雨の時期でもある5月に起った。




そう、あの日も今日のように雨が降っていた・・・・。






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